
| 工事名 | 山手町2号線石積み補強工事 |
| 発注機関 | 北九州市 |
| 施工場所 | 福岡県北九州市若松区山手町 |
経年劣化により、目地の欠損や石材の緩み、部分的なはらみ出しが見られた石積みに対し、モルダム工法による補強工事を行いました。
モルダム工法は、既存の石積みを大きく解体せず、石積み内部に専用の充填材を注入して補修・補強する工法です。排水機能を確保しながら内部から補強できるため、石積み本来の景観を残しつつ、安全性と耐久性の向上を図ることができます。
施工前には、石積み全体の劣化状況を確認し、緩みや空洞、目地の損傷が見られる箇所を中心に施工範囲を選定しました。施工では、清掃・下地処理を行ったうえで、石積み内部へ専用充填材を注入し、石材同士の一体化を図りました。あわせて、水抜き機能にも配慮し、背面水圧による変状リスクの低減に努めました。
施工後は、石積みの安定性が向上し、崩落や落石のリスクを低減することができました。既存の景観を活かしながら補強できるため、周辺環境との調和にも配慮した施工となりました。
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